9月10日(火
今日も、穏やかな晴天。
グラーツ観光に。

中世の面影を残す古都グラーツは、現在は、シュタイアマルク州の州都で、
ウイーンに次ぐオーストリア第二の都市となっている。人口は25万人。
3つの大学がある学園都市であり、音楽や芸術の盛んな文化都市でもある。
赤い屋根瓦の家並みと周囲の緑が美しい。
静かにゆったりとハプスクルクの皇帝が暮らした中世のままの空気が流れている。
路面電車が走っている。

グラーツの地名は、スラブ語の(小さな城)から、来ている。
古来から、東の脅威を食い止める要塞の役割を果たし、中世になってからは、
オスマン・トルコの侵攻を防ぐ最重要防衛拠点ともなった。

街には、世界最大級といわれる中世の武器庫が残っており、当時の戦争の様子を
しのんで、実際に主人が兜をかぶってみて、こんなに重いのだ!と。

シュタイアマルク州庁舎もオーストリアで一番美しいルネッサンス様式の建物。
グラーツ市庁舎前の広場に立つヨハン大公の銅像

シュロスベルクから下に下りる崖の石段を歩かずにケーブルカーで登ったら、
突然天気が変わり、雷が鳴り夕立が降りだしたので、そのまま 次のケーブルカー
で下りてしまった。雨は、すぐに止んだ。
シュロスベルクの上から、見た市街を流れるムーア川

夜は、レストランに6人皆で出掛けて、お気に召すメニュー でピアノの調べに乗って、
dinnerを楽しんだ。
添乗員さんは、ドイツ語で書かれたメニューに、日本語を書き添えて下さった。
こちらのお食事は、量が多すぎて、
前菜を頂いたら、メインディシュを食べれなくなると言って、ツアーの友の皆さん、前菜を食べなかった。



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