9月8日(日)ウイーン音楽の都ツアーへ


気温25℃〜27℃で、さわやかに晴れた朝、楚々とした,素敵なウイーン在住12年という
日本人ガイドさんの案内で、オペラ座(国立歌劇場)を見学。

ミラノ、パリと並ぶヨーロッパ三代オペラ劇場の一つで、内部はルネッサンス様式で,
結構古くて、歴史を感じた。
連日日替わりのプログラム上演は、世界でも類を見ないそうで、その準備中の
様子と内部を見学した。

オーストリアは、北海道と同じくらいの面積で、広くはない国土だが、自然、歴史、建築 
美術など魅力があり、治安も良い、のんびりした国で、言語はドイツ語です。

オーストリアの東に位置する首都ウイーンは、人口150万人余り。市内をドナウ川が流れている。
かって、旧市街を囲んでいた城壁の跡は、リンク通りとなり、その中心に位置するのが、高さ130m
の塔を持つシュテファン大寺院です。
ウイーンのリンク通りは、路面電車が走っている。

シュテファン寺院が、黒くなっているのは、酸性雨のためだそうです。

モーツアルトは、25才から35才で、この世を去るまで、ウイーンに住み、数多くの名曲を残した。
1784年から4年間、住んでいたフィガロハウスは、シュテファン寺院の裏のちょっとした
路地を入った所でした。 ハイドンや、若き日のベートーベンもここを訪れたそうだ。
200年以上も前の人が、まだこんなに有名で、以後その音楽家に匹敵するような、立派な
音楽家がでないということは音楽の”美”は、この時代に完成されてしまったのかな?

市立公園には、広大な緑の中に、ドナウ川の妖精をモチーフにした、レリーフに囲まれた、
ヴァイオリンを奏でる金色のヨハンシュトラウスの像が立っていて、
あちこちに置かれた椅子に腰掛けて、小鳥のさえずりにに耳を傾けて、思い思いの時を過ごす市民
の姿が見られた。



午後から、”ウイーンの南の森”を観光した。
日本で言う森のイメージとは、随分違っていて、丘陵地帯だった。
日本の軽井沢のような所で、赤松、黒松の木が多いが、マツタケは、育たないそうだ。
栽培している物は、ライムギで、黒パンにするそうです。
さくらんぼとりんごが採れるそうで、オーストリアの”りんごジュース”は、日本のとは、
味が違って とっても美味しかった。

オーストリアは、国民の反対が多くて、原発は、なくて風力発電が増えてきたとのことです。

シューベルトが「菩提樹」という曲を作曲した木が、今は普通の民家となっている庭に!

  

ハイリゲンクロイッツ修道院

ウインナーコーヒーでケーキタイムの後は、バーデン・ワイン街道を走って帰路に。
ぶどう酒用の葡萄の木がいっぱいだったが、日本のぶどう棚とは、違って、背が低い葡萄の木が
たくさんだったことが、印象深かった。

夕食は、インペリアル ホテル内のレストランで、19:30より、ドレスコードは、フォーマルで。

山梨県の眼科医のご夫婦と福島県の海外旅行慣れされたご夫婦と年配が同じくらいで、お話は弾んだ♪
時差は、7時間だが、もともとぼけているせいか、そんなに時差ぼけを感じなかった。





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